地上波登場!今さら聞けない『翔んで埼玉』の原作・キャストとロケ地をまとめてみた
今夜、2月8日21時より、フジテレビ系・土曜プレミアムにて完全ノーカットで地上波放送されます。
実は、私はまだ観ていない映画・・・
第43回日本アカデミー賞で『跳んで埼玉』が最多12部門で優秀賞を獲得しましたし、上映期間中も話題だったので観に行きたいとは思っていたんですけれども、見逃していたんですよね・・・
それで今日、地上波放送!
これは見逃してはいけないと思い、今から楽しみにしています。
しかし、なんの情報ももっていない私
ちょっと前調べしてみました。
もくじ
1.原作は?
男性漫画家・魔夜峰央(まやみねお)氏が1982年に発表した作品。
2015年に30年ぶりに単行本として復刊されたことによりメディアで多数取り上げられ大反響を呼んだそうです。
魔夜峰央氏の出身は新潟県新潟市。
作品発表当時は埼玉県所沢市に住んでいたそうです。
そこで『埼玉県』を徹底的にディスるセリフなどが話題を呼んだそうです。
「埼玉から東京に行くには通行手形がいる!
「埼玉県民はそこらへんの草でも食わせておけ!」
「埼玉狩りだー!」等々
生年月日は1953年3月4日(66歳)なので、執筆当時は29歳。
本当は東京へ行くはずだったのに、埼玉に在住。なにか、悶々としていたそうですね。
わかりますよね。
私も上京グループなので、東京で仕事しているといっても、家賃の高い東京都に住むのは一苦労。
埼玉・千葉に住んで、東京出勤の地方出身者は多いのではないでしょうか。
憧れと現実のギャップ。よくわかります。
魔夜峰央(まやみねお)氏のコメント
30年前の作品です。当時私は埼玉県所沢市に在住しておりまして、抜けるような青い空と一面緑のネギ畑に囲まれて、牧歌的ながら、本当は東京へ行くはずだったのになぁ……と思いながらなんとなく悶々としていました。良いところなんです所沢は。
しかし、これから一旗揚げようかと野心満々の当時の私にとっては、のんびりしすぎていて、なんとなく物足りなかったのは事実です。とくに誰と話したわけではありませんが、周りで暮らしている所沢、埼玉の人たちも同じような気持ちでいるのではないかなぁと肌で感じることがよくありました。今の生活に不満は無い、でももうひとつグレードアップしたい、というような、かすかな心の通奏低音が皆さんからも感じられたような気がしたのです。その頃、自虐的にそういった埼玉県民の心の声をある意味痛切に描いたのが、この「翔んで埼玉」です。
おもしろいとかおもしろくないとかではなく、日々の鬱憤が爆発した心の声とでも言いましょうか。今見るととんでもない作品ですが、当時は素直な気持ちをそのままぶつけたのだと思います。それが、今になって、なぜ? まったくもって私自身が一番驚いているような状況なのです。今回はそれが、さらに映画化されるということで、ありがたいやら恐ろしいやら。
「本当にいいんですか?」と、最後に言わせていただきます。
魔夜峰央氏とは・・・
代表作は「パタリロ!」
高校2年生の夏休み中に漫画を描き始め、以後、毎日執筆を続けたそうです。
大阪兵術大学に入学するも2年で中退。
1973年『デラックスマーガレット』(集英社)でデビュー。
1978年『パタリロ!』連載開始
パタリロを知らない世代の方には、こちらの『跳んで埼玉』の方が代表作になるのでしょうか・・・
2.あらすじは?
かつて埼玉県民は東京都民からひどい迫害を受け、身を潜めて暮らしていた。
ある日、東京でトップの高校・白鷗堂学院生徒会長で東京都知事の息子・壇ノ浦百美(だんのうらももみ)は、容姿端麗なアメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗(あさみれい)と出会う。
互いに惹かれ合うも、実は麗が埼玉出身だったと知る百実。
そして、東京と埼玉の件堺で引き裂かれる二人。
まさに、埼玉版「ロミオとジュリエット」とおも呼べる愛の逃避行。
その中で埼玉県解放を成し遂げるべく戦いを挑んだものたちの革命の物語である。
大都会東京から虐げられた埼玉が、自由を求め徒党を組み戦うという原作の設定に、新たに千葉という対抗組織も用意。
同じく東京から迫害を受けている埼玉と千葉が、どのように物語を形成していくのか・・・・
相容れない土地に生まれた二人の間に芽生えた愛がどうなっていくのか・・・2つのテーマを携えた予測できないストーリー
って、私の出身地茨城は存在さえしてないやんけ~
悲すいわ~
3.ロケ地は?
もちろん、埼玉でしょう!
と思っていたら、ロケ地は北関東!
群馬・栃木・茨城の北関東3県など他県が多いそうです。
ネットでは、「埼玉には埼玉らしい場所がない?」など、当時はいじりが拡散したそうです。
埼玉らしいってなんなのか?他県出身の私にはわかりかねますが・・・
埼玉解放戦線が蜂起したシーンは茨城県石岡市の「風土記の丘」
GACKTさん麻美麗が埼玉県民かどうか「踏み絵」を迫られる遊園地のシーンは群馬県の観光地「ロックハート城」
北関東のロケ地は少なくとも9か所
埼玉はさいたま市など3か所しかなかったようです。
昨今の埼玉は、実際は適度になんでも満たされており、田舎感がなくなっているのが実情。
田舎の埼玉感を出すために、ロケ地を選んだそうです。
ロケ地に選ばれた私の出身地、茨城って・・・
という感情しか私には出ませんですわ(笑)
4.今さらですが誰が出てるの?キャストは?
早々たるメンバーですね。
皆さん、キャラも顔も濃い!
【主なキャスト】
壇ノ浦百美役 二階堂ふみ
麻実麗役 GACKT
阿久津翔役 伊勢谷友介
埼玉デューク役 京本政樹
5.まとめ
原作、パタリロを描いていた漫画家・魔夜峰央(まやみねお)
あらすじも壮大すぎるスケール
東京都と埼玉、千葉の戦い?茨城・群馬も入れておくれよ!
キャストが濃すぎる!
今日の地上波が楽しみで仕方なくなってきましたね。
アカデミー賞も最多12部門で優秀賞を獲得ですからね。
今さら観ることになってしまいましたが、今夜が楽しみです。