ジェンダーレス宣言?!氷川きよし最新シングル『大丈夫』は型破り演歌
氷川きよしさん、今年でデビュー20年を迎えます。
今年の年末の『第70回NHK紅白歌合戦』に20回目の出場が決定!
インスタグラムも初めて、また新しい氷川きよしさんが注目を浴びています。
そんな、氷川さんがNEW 氷川きよしになったきっかけを探りたいと思います。
もくじ
1.氷川きよし『ジェンダーレス』宣言?!
デビュー当時の氷川きよしさんは演歌歌手として『男らしさ』を出していたと思いますが、今年はその殻を破りドレス姿やショートパンツ姿など披露してくれています。
何か、心境に変化があったのでしょうか?
「みんなが求める『氷川きよし』に徹してきたけど、40歳を過ぎて、人としてもっと表現の幅を広げたいという気持ち。そもそも演歌というのは様式美、つまり、こうあるべきという型がある。日本独特の素晴らしい音楽だけれど、その中に収まらない『自分の性分』というものもあって――」
「でも、世間が求める『氷川きよし』の姿とは違う。あくまで『演歌の王道』を歩んで欲しい、男らしく生きて欲しいって言われると、自殺したくなっちゃうから、つらくて……」
週刊新潮2019年12月19日号掲載より
週刊新潮のインタビューコメントから読み取れると、『男らしく生きて欲しい』と求められるのは自殺したくなるほど辛い、辛かった?ということが読み取れます。
これは、非常に辛かったのではないでしょうか?
やっと、デビュー20年目に自分本来の姿を出すことができるようになってきたということでしょうか?
きっかけは、実は15周年以降だったようです。
2014年に喉のポリープ除去手術を受けたのが、きっかけのようです。
除去するまで10年つかく、喉が傷んだ状態で歌かったので辛かったそうです。でも、除去手術して以来、元の音域に戻り高音も使えるようになり、歌の幅が広がったそうです。
除去することによって、歌いやすくなったことが、生きる事とも重なって、今までの自分も出せるようになってきたのでしょう。
ドラゴンボールのオープニングテーマ『限界突破xサバイバー』をうたったこともさらに殻を破るきっかけだったのかもしれませんね。
2.氷川きよし最新シングル『大丈夫』
氷川きよしデビュー20周年記念シングル『大丈夫/最上の船頭』(両A面シングル、日本コロムビアから3月12発売)。
第61回日本レコード大賞で『大丈夫』が最優秀作品賞受賞
「大丈夫」は演歌でありながらパフォーマンスは型破りだそうです。
氷川さんは、インタビューのコメントも意味深ですね。
「ジャンルにこだわらず、いろいろ挑戦していきたいですね。その中で演歌を歌ってももちろんいいわけですし、演歌で勉強をさせてもらったからこそ自分の今があるので、ファンの方に感謝して、演歌作品はこれからも歌っていきます。1回の人生だから、悔いなく好きなように自然体で生きたほうがいいと思うんですよ。年齢と共に『もう時間がない』と思ってしまうので、『人にどう思われるか』より『自分がどう生きるか』が大切だな、と。それを訴えていけるのが歌の力でもあると思っています。伝えたいことを歌詞に綴って、訴えて、皆さんを鼓舞したいですし。今はネット社会でいろんな情報が飛び交っていて、何が本当で何が嘘か分からない、皆生き方が分からない時代だと思うんです。だからこそ、『自分がいるから大丈夫だよ』と伝えられるような歌を歌っていきたいなと思っています」
これがすべてかなと思います。
ありのままの自分をさらけ出してくれた氷川きよしさん。
大丈夫は「自分がいるから大丈夫」と殻を破ることが出来ていない人たちの応援歌になっているのかなと思います。
3.まとめ
・氷川さんは殻を破って、ありのままの自分を出すようになった
・新曲「大丈夫」は自分がいるから大丈夫と伝えられるような曲
今まで、求められる自分を繕ってきた氷川さん。
自分らしさをどんどん出していって、殻にこもって悩んでいる人たちに勇気をを与えてほしいと思います。
今年の紅白衣装、楽しみにしています。