【日立一高ストライキ】コロナ感染拡大懸念 休校要望
茨城県立日立一高3年生有志が、県立高校を休校にして欲しいとストライキをしているという。
子供達がなぜストライキをしなければならいのか?
どんな思いでふみきったのか?
考えてみました。
もくじ
1.ストライキの概要
新型コロナウィルスの感染拡大を受け、茨城県は県南の土浦市など10市町に立地する県立高が8日から臨時休校になっている。
県立日立一高の3年生有志は、「学校現場に関わる人すべてを守ることは明らかに緊急性を要している」と訴え県内すべての県立高校を休校にすること求め「ストライキ」に入っている。
ストライキの期間は8日から10日までの3日間。
状況においては延長も視野に入れているという。
この間に、有志代表者は学校や県教委と話し合い、その他の生徒は自宅学習に取り込んでいるという。
2.ストライキ通告書
高校生が作成した通告書は下記です。
3.まとめ
茨城県立日立一高の3年生有志が、県立高校全て休校にするようストライキを起こしたことがニュースになったわけですが
この子供達はどのような思いでこのストライキを起こしたのでしょうか?
子供達はどのような毎日を過ごしているのでしょうか?
考えただけでも切なくなりました。
日立一高は茨城県でも有数の進学校です。
授業が遅れることに不安を抱いているでしょう。
でもそれ以上に、コロナ感染が怖いわけですよね。
勉強とコロナの不安で思春期の子供たちの心がいっぱいいっぱいになっているのかと思われます。
通告書の中にもありましたが、茨城県は祖父母と同居している生徒も沢山います。(私の地元なのでよくわかります)
自分が知らないうちにコロナに感染して祖父母に感染させたくないという思いがあるのでしょう。
そして、すぐに教育員会が対応できないことも理解している。
でも、この思いを訴えない限り前に進まない。
今後、後輩たちの為にもガイドラインを作成してもらいたい。
この子達は、自分たちもいっぱいなのに、未来も見据えているんですね。
本当に、頼もしい限りです。
そして、この子供たちの動きを校長先生も理解している。
でも、校長だけの判断ではどうしようもできないことを生徒も知っている。
結局、上の役人が現場の声を聴いて動いてもらうしかない。
そんな状況からこのストがはじまったのかな?と思いました。
声を上げるのも諦めてしまう大人たちが山ほどいる中、この子供達に私は未来を感じました。
とにかく、大人の私たちは未来の日本を担う子供達に恥ずかしくないよう
一丸となって今やるべきことを黙々とやるしかないと思います。
そんな気持ちにさせていただいたニュースでした。